先日、私たちの日本語学校の学生たちは、奈良県外国人交流館を訪問し、さまざまな日本の伝統文化を体験しました。
教科書で学んできた日本文化を実際に体験する貴重な機会となり、学生たちの表情には驚きと感動があふれていました。
着物体験 – 日本の伝統衣装にふれて
まずは、日本の伝統衣装である着物を着る体験からスタート。
「色がきれい!」
「着るのがむずかしかったけど、特別な気分になりました!」
着付けをしていただいたあとは、みんなで写真撮影
美しい着物に身を包み、日本の伝統美を体で感じることができました。
茶道体験 – 静けさの中で学ぶ心
続いては、茶道の体験です。
先生の動きを真剣に見ながら、お茶の立て方やいただき方を学びました。
静かな空間でお茶をいただく時間は、学生たちにとってとても新鮮だったようです。
「苦いけど、心が落ち着きました」
「おもてなしの心がわかりました」
といった感想が多く聞かれ、日本文化の“心”を感じる体験になりました。
習字・折り紙 – 手で学ぶ日本の芸術
その後は、習字体験と折り紙体験を行いました。
習字では、自分の名前や様々な漢字に挑戦!
筆の使い方に苦戦しながらも、一文字一文字に集中して書く姿が印象的でした。
折り紙では、鶴や箱、花などにチャレンジ。
「小さな紙からいろんな形が作れるのが面白い!」
と、みんな楽しみながら学んでいました。
教科書の中の文化が、現実の体験に
今回の文化体験を通して、学生たちは教科書で学んでいた日本の伝統文化を、実際に“見る・触れる・体験する”ことで、深く理解することができました。
「見るだけでなく、自分で体験することで、日本のことがもっと好きになりました」
「帰ったら家族にも話したいです!」
という声もあり、記憶に残る体験となったようです。
また新しい文化との出会いを楽しみに
今回の体験をきっかけに、学生たちは日本文化への関心をより一層深めたようです。
これからもさまざまな活動を通して、日本への理解と学びを広げていけたらと思います。
参加されたみなさん、おつかれさまでした!そして奈良県外国人交流館の皆さま、貴重な機会をありがとうございました!